即解決!ドライバーのロフトの選び方について

ドライバーのロフトを何度にするのがいいのか?迷われている方が多いと思います。
そのような方に対して、最適なドライバーのロフト角をズバリお伝えします。
まず、ドライバーは販売戦略上の問題もあり、ソール面などに表記されている角度と実際の角度が違う場合がほとんどです。
理由としては、数字が少ないほど上級者や飛ばし屋と思われることが多く、消費者心理として角度が少ないものが選ばれるからです。
ですので、まずリアルロフト(実際の角度より多くなっている)というものがあり、その角度で判断するという前提があることを知る必要があります。
面白いデータがあります。
ドライバーのリアルロフトと、そのドライバーを打った時のアマチュアのヘッドスピード毎の平均飛距離(キャリー)のデータです。
●ヘッドスピード36m/s 9度:174ヤード 11度:181ヤード 13度:185ヤード
13度が一番飛んでいる。
●ヘッドスピード40m/s 9度:206ヤード 11度:211ヤード 13度:213ヤード
13度が一番飛んでいる。
●ヘッドスピード45m/s 8度:231ヤード 9度:234ヤード 10度:236ヤード
10度が一番飛んでいる
●ヘッドスピード49m/s 7度:254ヤード 8度:256ヤード 9度:257ヤード
9度が飛んでいる。
このデータで分かったのは、ヘッドスピードの遅いゴルファーほど、リアルロフトの違いが端的に飛距離に表れるということです。
ヘッドスピードが49m/sのゴルファーは、リアルロフト9度と13度では7ヤードです。
36m/sのゴルファーは、リアルロフト9度と13度のドライバーでは、飛距離が11ヤードも違っています。(ゴルフクラブ数値.comのデータより)
ですので、普通のゴルファーは、見栄を張らずに、そのドライバーの最大設定角度(10.5など)を選べば間違いありません。